質問
肩こりの施術に対する効果ですが、施術後すぐに効果が出ているのでしょうか?それとも翌日あるいは2~3日後に「気がつくととても楽になっていた」という具合に徐々に効果が出ているのでしょうか?
最近、身内を数人治療したのですが、施術直後よりも翌日の朝に「体が軽くて起きやすかった」という感想が多かったのです。
治療効果を高めるために、治療後の睡眠をしっかりとってもらうことが大切かなと感じています。
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羽山先生からの回答
肩こりの原因にもよりますし、また手技の種類によっても違います。
直後に良くなったというのはいいことで、あとは、それがいかに継続するかが大事だと思います。
そのためには、肩こりの原因を究明しそれに対処すること、あるいは、時間的に連続した肩こりの原因があるのでしたら、定期的に治療を加える対処が必要になります。
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(稲田の書いた記事にご質問いただいたので、稲田からも回答させてもらいます)
僕は肩こりの場合は手技で治療しますので、効果は直後に実感してもらえます。
ご質問いただいた記事↓ に書いていたように、
http://sgtmca.com/blog/?p=103
斜角筋へのアプローチは手技といっても、頚椎の可動域を検査する「触診」がそのまま「治療」といったような感じです。
ここで、治療直後に変化を実感してもらいたいがためにやりすぎると、逆に「2・3日重たくなってしまった」と言われたこともあります。
(そんな場合もその後すっきりするんですが)
なので、「2・3日かけて楽になっていく」というくらいの加減でするのが良いと思います。
実際に僕はいまはそうしています。
この辺の加減は口では伝えにくいです。経験積んで、感覚を掴んでもらう以外にないかと。
翌日により効果が実感できることはよくあります。
病気やケガは副交感神経優位の時に回復します。
睡眠時がその働きが一番顕著です。
治療により、自律神経が安定し、その後の睡眠時に改善して「翌朝すっきり」という状態です。
もう一つは、
筋肉、筋膜、骨など、僕たちの治療対象となる組織は中胚葉由来です。
この中胚葉由来の組織というのは、
正常 → 炎症 → 瘢痕 → 変性
という経過を辿る性質があります。
肩こりなどの痛みや不快な部分は、常日頃から負担がかかり続け炎症を起こしていると考えられます。
■ 回復力 < 負担
回復力よりも負担がまさっている状況では炎症はいつまでも治りません。
でも、治療によって、
■ 回復力 > 負担
負担が減り、回復力が上回ると炎症が治っていきます。
(つまり肩こりが楽になる)
先程も書きましたが、その「炎症が治る」のは睡眠時です。
このことからも、「翌朝のほうが軽く感じる」というのは充分にあり得ます。
というか、僕はこのように考えて患者さんにはこのようにお伝えしています。
ですので、仰るように、
> 治療効果を高めるために、治療後の睡眠を
> しっかりとってもらうことが大切かなと感じています。
このことは大事なことだと思いますし、
また治療後は普段より質の良い睡眠が取れるようになっている訳ですので、そのことも含めてお伝えするべきだと思います。