5月13日、関西按摩マッサージセミナー

講師の羽山はカゼを引いています。役員は誰もいたわってくれません。
そんな困難な環境のなか、セミナーをしました。

今回初めて頚椎のスラスト法を行いました。

頚椎のスラスト、恐いと考えて人多いと思います。

でもそれは間違い。正確に頚椎の解剖学的な構造を知って、正確に手を当てて、正確に動かせば、何ら問題はありません。

スラストはボキッと音をさせるのが目的ではないんです。急速で早い操作を加えることにより、その刺激をゴルジ腱器官に与え、変位を起こし機能障害を起こした部位を治癒に持っていくのが目的なのです。

ですから強い力は絶対必要ではありません。生理学的な可動制限からほんの僅か軽く動きを加えてやるだけで目的は達成します。

臨床実習で、スラスト禁止を謳っている按摩マッサージの学校もあると聞きます。多分、解剖学的な脊椎の構造などをしっかり教えていないんでしょう。本当は学校教育の怠慢なのに、それは言わないんでしょうね。

詳しくは、羽山のFacebookを見て下さい。日曜日に行ったことを書いています。

羽山弘一

Filed under: 03 関西セミナー按マ — gosgtmca 18:13  Comments (0)

関西セミナー按マ課程第1回(23年7月)まとめ

平成23年7月開催のセミナーより2年継続のセミナーとなりました。
講師の羽山先生のお考えで1年では基礎もなかなか難しいと言う事で
今期より2年継続しての開催となりました。

学生からベテランまで18名が集まり全員が初級となり
新たなるスタートとなりました。

今年度は按摩マッサージ師圧師は東洋医学がかなり弱いと言う事で
東洋医学の講義も基礎から行っていただきます。

午前中
按摩の意味を冒頭に羽山先生から講義を受け
特に現学生さんたちは目から鱗だったようです。
学校によっては按摩は慰安と教えており治療として考えられない免許持ちも多いようで驚きました。

次に東洋医学の基礎
中国哲学に基づく東洋医学の考え方
『陰』『陽』『五行』について
『臓の働き』について
『気・血・水』の成り立ちについて
講義を受けました。

引き続き臨床伝統医療研究会の特徴ともいえる触診の練習です。

まずは皮膚表面から触れて
表皮・真皮・皮下組織(浅筋膜)・筋膜(深筋膜)・筋組織・骨膜・骨組織
を感じ取る練習、訓練を繰り返し行いました。

次に
上項線→ラムダ縫合→後頸部、側頸部、前頸部の軟部組織→胸鎖関節可動性→肩鎖関節可動性
→頸椎関節突起後際→胸腰椎棘突起、横突起→胸腰椎の可動性→腸骨稜の高さ外方変位の左右比較
→上後・下後・上前腸骨棘の左右比較→仙骨の回旋→仙骨の可動性
を触診にて診て行く練習をしました。
初めての受講生にはかなり難度が高く、また解剖学がしっかり入っていないとできない事
かなり苦労しましたが、これが出来ないと治療はできないとあらためて認識し
新旧受講生が一緒になって練習に励みました。

午後後半は実技
『摩擦』を基礎から徹底的に行いました。

始めて参加の方も、何年も参加の方も
いま一度基礎から始め、按摩マッサージの深さを知ることとなりました。

按摩マッサージは決して慰安ではない、きっちり治療できる!
その為には東洋医学も解剖整理もしっかり頭に入ってないとできない。
これから2年、しっかり勉強して行きたいと思った第1回セミナーでした。

野口 智代

Filed under: 03 関西セミナー按マ — gosgtmca 00:27  Comments (0)

関西セミナー鍼灸課程第3回(9月)まとめ

関西支部の野口です。
大変遅くなりましたが、セミナーのまとめを書きこんで行きます。

午前
テキストP.32 『肝』について
テキストP.219~222病症まで
以上を講義と実際の臨床症状に照らし合わせて講義を受けました。
もう何年も在籍しておられる受講者から実際の臨床時の質問等もあり
かなり深いところまで『肝』について学びました。

触診練習は
前回までの脊柱の触診を復習し
脊椎の後方傾斜、前方傾斜を触診で見極め、
傾斜を認めた後の治療法を てい鍼 鍼 を使って試みました。

午後
斜角筋(前・中・後)と胸鎖乳突筋の解剖学的見解から
結びつく経穴に鍼を施すとどうなるか等
解剖学的に考え、治療の実際へと進めて行きました。

後半実技
初級は鍼管なしの直刺から斜刺の練習
中級は引き続き脈診から原絡配穴の刺鍼で脈がどう変わるかを考察しました。

Filed under: 02 関西セミナー 鍼灸 — gosgtmca 23:42  Comments (0)

臨床質問とその回答

質問

肩こりの施術に対する効果ですが、施術後すぐに効果が出ているのでしょうか?それとも翌日あるいは2~3日後に「気がつくととても楽になっていた」という具合に徐々に効果が出ているのでしょうか?

最近、身内を数人治療したのですが、施術直後よりも翌日の朝に「体が軽くて起きやすかった」という感想が多かったのです。

治療効果を高めるために、治療後の睡眠をしっかりとってもらうことが大切かなと感じています。

羽山先生からの回答

肩こりの原因にもよりますし、また手技の種類によっても違います。

直後に良くなったというのはいいことで、あとは、それがいかに継続するかが大事だと思います。

そのためには、肩こりの原因を究明しそれに対処すること、あるいは、時間的に連続した肩こりの原因があるのでしたら、定期的に治療を加える対処が必要になります。

(稲田の書いた記事にご質問いただいたので、稲田からも回答させてもらいます)
 

僕は肩こりの場合は手技で治療しますので、効果は直後に実感してもらえます。

ご質問いただいた記事↓ に書いていたように、
http://sgtmca.com/blog/?p=103

斜角筋へのアプローチは手技といっても、頚椎の可動域を検査する「触診」がそのまま「治療」といったような感じです。
 

ここで、治療直後に変化を実感してもらいたいがためにやりすぎると、逆に「2・3日重たくなってしまった」と言われたこともあります。
(そんな場合もその後すっきりするんですが)

なので、「2・3日かけて楽になっていく」というくらいの加減でするのが良いと思います。

実際に僕はいまはそうしています。

この辺の加減は口では伝えにくいです。経験積んで、感覚を掴んでもらう以外にないかと。

 

翌日により効果が実感できることはよくあります。
 

病気やケガは副交感神経優位の時に回復します。

睡眠時がその働きが一番顕著です。

治療により、自律神経が安定し、その後の睡眠時に改善して「翌朝すっきり」という状態です。
 

もう一つは、

筋肉、筋膜、骨など、僕たちの治療対象となる組織は中胚葉由来です。

この中胚葉由来の組織というのは、

正常 → 炎症 → 瘢痕 → 変性

という経過を辿る性質があります。
 

肩こりなどの痛みや不快な部分は、常日頃から負担がかかり続け炎症を起こしていると考えられます。

■ 回復力 < 負担

回復力よりも負担がまさっている状況では炎症はいつまでも治りません。

でも、治療によって、

■ 回復力 > 負担

負担が減り、回復力が上回ると炎症が治っていきます。
(つまり肩こりが楽になる)

先程も書きましたが、その「炎症が治る」のは睡眠時です。
 

このことからも、「翌朝のほうが軽く感じる」というのは充分にあり得ます。

というか、僕はこのように考えて患者さんにはこのようにお伝えしています。
 

ですので、仰るように、

> 治療効果を高めるために、治療後の睡眠を
> しっかりとってもらうことが大切かなと感じています。

このことは大事なことだと思いますし、

また治療後は普段より質の良い睡眠が取れるようになっている訳ですので、そのことも含めてお伝えするべきだと思います。

Filed under: 06 臨床質問とその回答 — gosgtmca 16:11  Comments (2)

H24関東セミナー 第4回

稲田です。

遅くなりましたが、
4/15のセミナーの内容を振り返ってみます。

頚部の筋肉の解剖。

前・中・後斜角筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋の解剖の解説と触診練習をしました。
 

これらの筋肉。

僕たちには非常に重要な筋肉です。

なんせ、「肩こり」に直結していますから。

(もっと難しい病気を治す治療家を目指されている先生もいますが、世間一般的な認識としては「肩こり」は あはき師と切っても切り離せないと思っています)
 

臨床において肩こりが慢性的にひどく、「どこへいっても治らない」と言っている人は斜角筋の緊張がひどいです。

肩甲挙筋は常に腕を吊り下げて継続的な緊張を強いられ、胸鎖乳突筋の過緊張は側頭部痛を引き起こすと言われています。
 

稲田も今回改めて勉強し直し、臨床に反映させた結果。

肩こりの患者さんに非常に効果が出ています。

正直、これらの筋肉への施術だけでも食っていけるんじゃないか? っていうくらいに効果が出ています。
 

頚部の可動制限や変位は脊柱全体に影響を及ぼし、肩こりだけでなく腰痛にも関係します。

先日行った勉強会で、腰痛の治療の後、腰痛がさほど改善しなかったことに加え、施術前にはなかった頚胸椎移行部に新たに痛みが現れました。

そこで、斜角筋起始部となる頚椎の調整を行ったところ、頚胸椎移行部及び腰部の痛みが明らかに改善しました。
 

学んだことはどんどん臨床に生かして治療の幅を広げて下さい。

生かし方が分からない方はどんどん質問していただくか、稲田の主催する復習の勉強会に参加して下さい。
 

※ご質問について

この記事の下の部分にコメントの記入欄がありますので、コメントとして質問を書き込んでいただくか、ホームページのメールフォームよりご質問下さい。

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Filed under: 04 関東セミナー — gosgtmca 10:52  Comments (1)